GOOD DESIGN AWARD2020年度受賞
株式会社中央住宅
戸建分譲設計本部 設計二部
デザイナー:池ノ谷崇行、蕪木孝典、日山麻子、吉田怜渚
西大宮エリアで分譲地開発を8年に渡り行い、特色ある街づくりを推進してきました。しかし近年、多くの企業が参入し随所で小区画の開発が行われることで、コミュニティを育む街づくりが難しくなっていました。
ニュータウン開発における「住民間の温度差」、この問題を解決するためエリア中心部の販売センターに住民同士が触れ合える「農地付きカフェ」を設定。カフェはママコミュニティが運営し、働くママの社会復帰への機会ともなっています。
特長
木の素材を使用した内装デザイン
打ち合わせ等販売センターとしての機能
菜園を通じた交流ができるような仕掛け
敷地内には野菜を育てる「農地ポタジェ」も設置
これまで西大宮エリアを中心とした分譲地開発を7年に渡り行い、特色ある街づくりを促進してきた。しかし、近年では同地域に多くの企業が参入し、随所 で小区画での開発が発生しており、コミュニティを育むための街づくりが厳しい状況になってきている。ニュータウン開発における「住民間の温度差」、 この問題を解決するためにエリア中心部の販売センターに住民同士が触れ合える「農地付きカフェ」を設定した。
審査員評価
ニュータウンの段階的な開発によって、段階的に住民が増えていく中で、販売センターを農地付きカフェとし、既に住んでいる住人と新しい住人が情報交換をする場としている。カフェでは積極的に地域のママを雇用し、近くの学校等と連動したイベントを開催する等、長期開発の上で住む人のコミュニティを誘発するような細やかな仕掛けがなされた仕組みが高く評価された。更に家庭菜園を通して近隣農家とのつながりもつくり出し、大きく横に広がる豊かなコミュニティができていく姿が想像できる。
GOOD DESIGN AWARD
グッドデザイン・ベスト100選出
街並み計画と住民活動で「緑を育む街」
敷地の裏側に路地空間を創出
GOOD DESIGN AWARD
複合型シェアリングコミュニティ
脱炭素循環型コミュニティ普及モデルの構築
GOOD DESIGN AWARD
シェアスケープ~風景を共有する街区~景観共有型分譲住宅
低温乾燥方式による国産杉パネル
GOOD DESIGN AWARD
次世代型コミュニティの街づくり
4軒で互いに「土地」を分かち合うシェアコートのある住まい
GOOD DESIGN AWARD
IoT住宅による街づくり
地域活性プロジェクト