構造にこだわってきた、
ポラスの答え
本当に地震に
強い家

日本は世界でも有数の地震大国。

日本における地震の脅威

  • マグニチュード

    6.0以上の地震の
    2割が日本で発生

    ※ 「我が国で発生する地震」 (内閣府)を加工して作成

  • 4つのプレートの

    境界線上に
    位置する
    日本

    ※ 「日本付近のプレー トの模式図」
    (気象庁)を加工して作成

  • 全国に広がる活断層。

    埼玉・千葉・
    東京エリアにも

    出典 : 関東地域の活断層 (地震調査研究推進本部)

首都直下地震:
南関東域で30年以内に
M7クラスの地震が発生する
確率は70%です

東京、千葉、埼玉、神奈川の4つの都県では、
震度6強の激しい揺れが想定されています。

出典:都心南部直下地震 想定震度(中央防災会議)

出典:都心南部直下地震/震度分布(内閣府)

過去に日本で発生した大地震の比較

過去に日本で発生した大地震は全て震度7で表記されていますが、震度6より 少し強い地震から甚大な被害をもたらす非常に強い地震まで幅があります。 揺れ幅によっても被害の大きさが異なり、東日本大震災と熊本地震の地震波の揺れでこれだけの違いがあります。

※「国総研レポー ト」(国土技術政策総合研究所)を加工して作成

地震は3次元で揺れており、熊本地震は東日本大震災に比べて3次元での上下・東西方向の揺れ幅が大きい

では、備えるには
どうしたら良いのでしょう。

対策1

構造計算

一戸建を建てる場合に、自然の外力を受けた際の安全性を確認するものとして、2 種類の計算方法があります。

※構造計算とは建物を設計する際に、 地震・台風などの自然の外力によって発生する力や変形の程度を計算することです。

  • ① 壁量計算

    建物の壁の量が確保されているかを計算

    建築基準法では2階建て以下の木造住宅 には 「壁量計算」のみで良いとされている

    ※耐力壁の量が確保されているのが前提で、配置まではチェックされないため、 家の形状や 間取りによっては強度が不足する可能性がある

  • ② 許容応力度等計算

    建物の壁の量、部材の強さ、 地盤・基礎の強さを計算

    建築基準法では3階建て以上の建物では 「許容応力度等計算」 が義務付けられている

耐震等級3の認定を
取得する場合、
上記どちらの計算手法でも
OKとされています。
しかし、ポラスでは全棟を
許容応力度等計算しています。

耐震等級3の盲点

  • 日本の耐震基準は1回目の大きな地震に耐えられる強度をクリアしていればOK
  • 1回目の地震で人が逃げられることを目的とし、建物が壊れないことを証明するものでは無い

対策2

実大振動実験

ポラスは1995年に日本で初めて実大振動実験を行い、地震に強い 木造の家を検証してきました。しかし、家は構造や間取りが変わると 強度も変わるため、いくら実験用のモデルハウスを揺らしても全ての家が安心とは言えません。

写真:香川県多度津工学試験所にて実施

構造にこだわってきた、
ポラスが出した答え

  • 対策1

    構造計算

    壁量計算では不十分

  • 対策2

    実大振動実験

    家は一邸一邸異なるので不十分

許容応力度等計算
(構造計算)

実際に建てる家で
倒壊シミュレーション

あなたが暮らす家は

“あの地震”に
耐えられますか?

「ポラスの家、一邸一邸すべてを
揺らして耐震性を検証したい」
こうした強い想いから、
倒壊シミュレーション
「ウッド・イノベーター NEXT」を
独自に開発しました。
家の基礎や耐力壁の強度も含めて
構造計算を行い、
実際に建てる家を揺らすことで、
より精度の高い耐震検証が
可能になりました。

「ウッド・イノベーター NEXT」で検証した結果、熊本地震2回目の震度7の地震で耐震強化前の建物は倒壊

シミュレーション動画が
ご覧いただけます。

1

「実際に暮らす家」で耐性を検証


  • お客様が暮らす家を過去の大地震のデータで揺らし、倒壊シミュレーションができる
  • 地盤の杭から基礎やオリジナルの耐力壁の強度も含めて構造計算を行うので、より精度の高い耐震検証ができる

2

過去の大地震を忠実に再現


  • 過去の大地震の波形デー夕を元に揺らし、モニター上で3Dで再現できる
  • 内部・外部・全方位様々なアングルから確認でき、地震時の危険な箇所を知ることができる

3

より強化する箇所を分析
適切に構造設計


  • 地震発生時に荷重が集中するところ、強度を失う箇所が明確に分かる
  • 強度を失う箇所が明確に分かることで、本当に必要な箇所のみより強化し、最適なコストで地震に強い家を作ることができる
  1. 壁が破損して強度が下がっている状態
  2. 壁が破損して強度失っている状態
  3. 柱の接合部が破損して強度を失ってしまっている状態。
    柱が抜けてしまう恐れあり