羽田朋美(はねだ・ともみ)
「ママたちの集いの木 Neem Tree」主宰/編集者。出版社時代はティーン誌やママ雑誌の編集長を歴任。2013年独立。現在はママ向け媒体を中心に編集・ライティングを行う。4歳と9ヵ月の男の子のママ。
ひと昔前のテレビドラマでは、リビングといえばお父さんが缶ビール片手にナイター中継を見る場所。お母さんは台所で忙しく夕飯の片付けをし、子どもたちは自室へ…という設定をよく目にしました。それがここ数年で、リビングは家族みんなが集う場所に。「リビング学習」という言葉まで生まれました。家族のあり方やライフスタイルの変化とともにリビングの存在意義も変わってきたわけですが、とてもよい変化であると感じています。やっぱり、家族は一緒が一番ですから!
まだ小さな子がいるわが家の理想のリビングは、子どもがのびのび遊べる空間であること。そこで家具をめいっぱい置かず、スペースにゆとりを設けています。この“ゆとりスペース”は、9ヵ月の次男がハイハイで動き回ったり4歳の長男が子ども部室から持ってきたおもちゃを広げて遊ぶ場所として、大いに活用されています。
リビングを子育ての拠点として捉え、赤ちゃんのうちはベビーベッドを置き、少し大きくなったらキッズスペースを設けるなど、子どもの成長に合わせて変化をつけていくご家庭も多いようです。赤ちゃんのお世話グッズをリビングにまとめておけば時短につながる点もいいですね。
おもちゃに絵本、服、保育園で描いてくる絵や作ってくる工作などの数々。とにかく増えて散らかりがちな子どもの持ちものは、ママにとって悩みの種。
そこでおすすめが、かご収納です。以前子どもグッズの収納術の特集で取材させていただいたあるご家庭では、サイズが少しずつ違う3つの蓋付きのかごの中には素材別に細々としたおもちゃを収納していました。ひとつは木のおもちゃ、もうひとつはブロックなどプラスチック製のおもちゃ…といった具合にです。さらにおもちゃはジップ袋でパッキングされ、かごの中でもゴチャゴチャにならないよう工夫されていました。子どもグッズの収納といえばカラフルなおもちゃBOXを選びがち。かごを選んだ理由をお聞きすると、リビングに持ち運びできる上に、リビングに置いてもかごならインテリアの邪魔にならないという答えが返ってきました。さらにかごなら、いずれ子どもがおもちゃを必要としなくなったら別のものを入れることができるし、物をポンポン入れて蓋や布をかぶせておけばOK、床に直置きしておくだけで絵になります。子どもにとってもお片付けがしやすいので、ママの負担が減るのもうれしいですね。
最近は形や色柄も様々なかごがあるので、「赤いかごはミニカー入れに、四角いかごはお絵描きグッズを」とルールづけも簡単です。リビングにお片付け用のかごを1つ用意し、遊び終わったらおもちゃをかごに入れて子ども部屋に持ち帰るという片付け習慣を作るのもいいと思います。
ポラスの新築一戸建て分譲住宅でも、子育て世代の心地よい暮らしを形にしたリビングが人気です。生活導線がリビングに集まり、家族の自然なコミュニケーションを生む「リビング階段」にキッチンからリビングを見渡せる「ハイオープンキッチン」といった標準仕様が装備されたプランも。
「ハイオープンキッチン」は、子どもが自由に遊ぶ姿がよく見えるので、家事が進みます。家事が進めばゆとりが生まれ、自分時間や夫婦の会話が増えるという好循環も期待できそうです。
散らかりがちな子どもグッズは前述のかご収納を活用すれば、子どもはリビングでのびのびと遊べる上に、ママの片付かないイライラも片付けの手間も軽減。そこで生まれたゆとりでコーヒーをもう1杯!なんてことも。
リビングづくりを子どもとの生活中心に考え、そこに暮らしのちょっとした工夫をプラスすることで、忙しい子育て世代のパパママにもゆとりが生まれるんですね。
片時も目が離せない男児ふたりの母として、「ハイオープンキッチン」が、本気で羨ましくなりました。
羽田朋美(はねだ・ともみ)
「ママたちの集いの木 Neem Tree」主宰/編集者。出版社時代はティーン誌やママ雑誌の編集長を歴任。2013年独立。現在はママ向け媒体を中心に編集・ライティングを行う。4歳と9ヵ月の男の子のママ。
ひと昔前のテレビドラマでは、リビングといえばお父さんが缶ビール片手にナイター中継を見る場所。お母さんは台所で忙しく夕飯の片付けをし、子どもたちは自室へ…という設定をよく目にしました。それがここ数年で、リビングは家族みんなが集う場所に。「リビング学習」という言葉まで生まれました。家族のあり方やライフスタイルの変化とともにリビングの存在意義も変わってきたわけですが、とてもよい変化であると感じています。やっぱり、家族は一緒が一番ですから!
まだ小さな子がいるわが家の理想のリビングは、子どもがのびのび遊べる空間であること。そこで家具をめいっぱい置かず、スペースにゆとりを設けています。この“ゆとりスペース”は、9ヵ月の次男がハイハイで動き回ったり4歳の長男が子ども部室から持ってきたおもちゃを広げて遊ぶ場所として、大いに活用されています。
リビングを子育ての拠点として捉え、赤ちゃんのうちはベビーベッドを置き、少し大きくなったらキッズスペースを設けるなど、子どもの成長に合わせて変化をつけていくご家庭も多いようです。赤ちゃんのお世話グッズをリビングにまとめておけば時短につながる点もいいですね。
おもちゃに絵本、服、保育園で描いてくる絵や作ってくる工作などの数々。とにかく増えて散らかりがちな子どもの持ちものは、ママにとって悩みの種。
そこでおすすめが、かご収納です。以前子どもグッズの収納術の特集で取材させていただいたあるご家庭では、サイズが少しずつ違う3つの蓋付きのかごの中には素材別に細々としたおもちゃを収納していました。ひとつは木のおもちゃ、もうひとつはブロックなどプラスチック製のおもちゃ…といった具合にです。さらにおもちゃはジップ袋でパッキングされ、かごの中でもゴチャゴチャにならないよう工夫されていました。子どもグッズの収納といえばカラフルなおもちゃBOXを選びがち。かごを選んだ理由をお聞きすると、リビングに持ち運びできる上に、リビングに置いてもかごならインテリアの邪魔にならないという答えが返ってきました。さらにかごなら、いずれ子どもがおもちゃを必要としなくなったら別のものを入れることができるし、物をポンポン入れて蓋や布をかぶせておけばOK、床に直置きしておくだけで絵になります。子どもにとってもお片付けがしやすいので、ママの負担が減るのもうれしいですね。
最近は形や色柄も様々なかごがあるので、「赤いかごはミニカー入れに、四角いかごはお絵描きグッズを」とルールづけも簡単です。リビングにお片付け用のかごを1つ用意し、遊び終わったらおもちゃをかごに入れて子ども部屋に持ち帰るという片付け習慣を作るのもいいと思います。
ポラスの新築一戸建て分譲住宅でも、子育て世代の心地よい暮らしを形にしたリビングが人気です。生活導線がリビングに集まり、家族の自然なコミュニケーションを生む「リビング階段」にキッチンからリビングを見渡せる「ハイオープンキッチン」といった標準仕様が装備されたプランも。
「ハイオープンキッチン」は、子どもが自由に遊ぶ姿がよく見えるので、家事が進みます。家事が進めばゆとりが生まれ、自分時間や夫婦の会話が増えるという好循環も期待できそうです。
散らかりがちな子どもグッズは前述のかご収納を活用すれば、子どもはリビングでのびのびと遊べる上に、ママの片付かないイライラも片付けの手間も軽減。そこで生まれたゆとりでコーヒーをもう1杯!なんてことも。
リビングづくりを子どもとの生活中心に考え、そこに暮らしのちょっとした工夫をプラスすることで、忙しい子育て世代のパパママにもゆとりが生まれるんですね。
片時も目が離せない男児ふたりの母として、「ハイオープンキッチン」が、本気で羨ましくなりました。