入間郡三芳町|特集コラム

江戸時代に開拓された三富新田の街並みが残る

「三芳町役場」

埼玉県南部の台地上に広がる町

三芳町は東京都心から約30km、埼玉県南部に位置し、東に志木市と富士見市、南東に新座市、南西に所沢市、北にふじみ野市と川越市と隣接しています。
地形としては武蔵野台地の北東部にあたり、標高は40m弱のおおむね平坦な台地となっています。三芳町の面積は15.33km2で、人口は2022(令和4)年10月31日現在37,756人です。

「ふじみ野」駅

江戸時代の新田開発で誕生した三富新田

江戸時代、川越藩主であった柳沢吉保は現在の三芳町周辺で新田開発を推進しました。これにより、1696(元禄9)年に上富、中富、下富と3つの新しい村が誕生し、これらを合わせて三富新田と呼ばれるようになりました。現在も三富新田には道路から細長く伸びた地割が残り、当時の面影を感じられます。三富新田では畑作が盛んに行われ、とくにサツマイモは特産物として有名です。

三芳町の玄関口となるのは東武東上線の「みずほ台」駅、「鶴瀬」駅、「ふじみ野」駅で、三芳町内からこれら各駅へのバスが出ています。
三芳町内には関越自動車道も通過しており、2006(平成18)年から「三芳スマート」ICの本格運用が始まりました。現在は東京方面出口、新潟方面入口のみですが、東京方面入口、新潟方面出口を追加するフルIC化が進められています。

柳沢吉保は三富新田の開拓農民の菩提寺として「多福寺」を建立しました。「多福寺」には柳沢吉保の重臣であった曽根権太夫が寄進し、埼玉県の指定文化財になっている銅鐘や柳沢吉保直筆の「参禅録」など当時の面影が残っています。現在は春のしだれ桜、秋の紅葉など季節を感じられるスポットとしても親しまれています。
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