千葉市は千葉県のほぼ中央部、東京都心から約40kmに位置し、「千葉県庁」や「幕張メッセ」を有するなど、千葉県の中心地として重要な役割を果たしています。1992(平成4)年4月1日には全国12番目の政令指定都市に移行し、6区が設けられました。面積は271.78平方キロメートル、人口は2022(令和4)年10月1日現在978,801人です。
1951(昭和26)年に現在の千葉市花見川区にあった東京大学の施設内で発見されたハスの実は、研究の結果、縄文時代のものと分かり、世界最古の花として注目されました。その翌年、この実の1個が花を咲かせ、「大賀ハス」と名付けられました。「大賀ハス」からとれた実は各地に分けられ、現在も「千葉公園」などで見ることができます。
千葉市内にはJR総武線、JR京葉線、京成千葉線など多くの路線が通り、なかでも「千葉」駅は千葉県最大のターミナルとして賑わいます。また、千葉市内を走る千葉都市モノレールの営業距離は15.2kmと懸垂型モノレールとして世界一を誇ります。「幕張本郷」駅から「海浜幕張」駅方面には連接バスも運行されるなど、ユニークな交通機関が多いことも特徴です。