埼玉県南西部に位置し、上尾市・さいたま市西区・ふじみ野市などに隣接する川越市。中核市、業務核都市、保健所政令市に指定されており、周辺エリアの拠点都市としての機能も果たしています。江戸時代は新河岸川の水運の拠点として栄え、また江戸の北の防御拠点として親藩川越藩が配置されたため、城下町としても発展してきました。現在はショッピングタウンとして賑わうとともに、「時の鐘」などの歴史的建造物群が小江戸として観光名所にもなっています。
「川越」駅周辺には「丸広百貨店川越店」をはじめ、「ルミネ 川越店」や「川越マイン」など多数のショッピング施設が集まっています。「川越」駅から「本川越」駅方面に伸びる「クレアモール」など、商店街も活気があるのが特徴です。「本川越」駅北側の蔵造りの建物が残る街並みは伝統的建造物群保存地区にも指定され、観光名所にもなっています。市内には「川越水上公園」や「伊佐沼公園」など特徴的な公園も多く、緑に彩られたエリアでもあります。
「川越」駅からは東武東上線を利用すると「池袋」駅まで30分で移動できます。「池袋」駅を経由して副都心線、有楽町線への直通電車を利用すると、「新宿三丁目」駅へ50分、「渋谷」駅へ60分、「有楽町」駅へ65分でダイレクトアクセス可能。「川越」駅からはJR川越線快速電車も通っており、「大宮」駅へ直通23分、「池袋」駅に直通30分、「池袋」駅でJR埼京線に乗り換えると「新宿」駅へ37分でアクセス可能。また、「本川越」駅には西武新宿線も通っており、「本川越」駅始発の特急レッドアロー「小江戸」を利用することもできます。
1899(明治32)年開校の旧制中学が前身という「埼玉県立川越高等学校」や、1906(明治39)年開校の「川越高等女学校」をルーツとする「埼玉県立川越女子高等学校」は、ともに埼玉県内有数の名門校として知られています。私立校でも「城北埼玉中学・高等学校」や「星野高等学校」、「川越東高等学校」など高い進学実績を誇る学校を多く挙げられます。また、公園も充実しており、ファミリーにはアスレチックがある「伊佐沼公園」や夏季にプールが開設される「川越水上公園」が人気です。