春日部市|特集コラム

伝統工芸桐箪笥と天然記念物牛島の藤がある街

「春日部市役所」

特例市、業務核都市として発展した春日部

さいたま市岩槻区、越谷市のほか、千葉県野田市などと隣接する春日部市。特例市・業務核都市に指定されており、周辺エリアの拠点としても機能しています。江戸時代に日光街道が整備されると粕壁宿が設けられ宿場町として発展しました。また、粕壁宿には日光東照宮の造営に携わった職人が集まり、やがて周辺で採れる桐の加工を行うようになったという歴史があります。現在も春日部市では、地場産業として、桐箪笥をはじめ家具の製造が続けられています。

「ララガーデン春日部」

特別天然記念物にも指定された「牛島の藤」

「春日部」駅周辺には「西武春日部店」のほか、大型ショッピングセンターの「ララガーデン春日部」が位置しています。2013(平成25)年には「イオンモール春日部」も誕生し、春日部のショッピング施設はさらに充実しています。緑に親しめる場所も多く、「藤の牛島」駅北側には東西約34m、南北約14mにもおよぶ藤の巨木「牛島の藤」があり、特別天然記念物にも指定されています。

「春日部」駅や「北春日部」駅などから東武伊勢崎線を利用可能。「春日部」駅には急行なども停車します。急行や準急は「押上」駅から半蔵門線に直通し「大手町」駅は53分、「表参道」駅は67分で、乗り換えなしで移動できます。各駅停車も日比谷線に直通する電車が多く、「銀座」駅へは49分、「日比谷」駅へは50分でダイレクトアクセス可能。「北春日部」駅が始発となる電車が多いのも便利です。

「藤の牛島」駅北西にある「春日部第1児童センター『エンゼル・ドーム』」は埼玉県内有数の規模を誇る子育て支援施設。プレイルームや滑り台、ローラースケート場などで遊べるほか、壊れたおもちゃを修理してくれる「おもちゃ病院」などイベントも豊富です。春日部市では市独自の事業として、1歳児の担当保育士を国の基準より多く配置していることでも注目されています。

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