今住んでいる街は何位なのか、みんなが住んでみたいと思うのはどの街なのか。気になる「住みたい街ランキング2021関東版」が発表されています。堂々のトップは4年連続となる「横浜」でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、暮らしに対する考え方の変化もうかがえるような結果が出ています。
今回は、そんな「住みたい街ランキング2021関東版」の中でも、千葉エリアの街がどのように評価されているのか、チェックしてみましょう!
千葉県内で、「住みたい街(駅)ランキング」の50位以内にランクインした街(駅)は以下の通りとなっています。
千葉県内の街は、前年比で見ると大きく躍進しています。「新浦安」は2020年の64位から46位とランクを18位もあげ、「順位が上昇した街」の2位となっています。そのほかにも、「舞浜」も36位から19位と17位上昇、「流山おおたかの森」も49位から39位と10位上昇。千葉県は「順位が上昇した街ベスト10」に3つの街がランクインしています。
また、「舞浜」「流山おおたかの森」「浦安」「新浦安」は2018年以降の最高順位を更新した結果となっています。
流山市の物件を探す千葉県エリアのランキングにおいて注目すべきは、ファミリー世帯からの評価が高い点です。例えば、総合ランキングでは19位だった「舞浜」は夫婦+子ども世帯からの評価では12位につけています。「柏」では、総合ランキング23位にも関わらず夫婦+子ども世帯では11位と、10位まであと一歩。「流山おおたかの森」も総合ランキング39位のところ、ファミリー世帯からの評価では24位となっています。
また、「船橋」がシングル男性の評価が高くなったのも注目です。2019年と2020年は60点未満でしたが2021年は67点を獲得し19位となっています。
柏市の物件を探す交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある「穴場だと思う街(駅)ランキング」でも、千葉県の大きな躍進が見られます。
顕著なのは「西船橋」。2020年は23点で22位でしたが、2021年は一挙に30点に上げ堂々の11位に。「柏」も22位から19位に、「松戸」も27位から24位となっています。いずれも2019年は20点未満のランク外のところから、評価上げてきていることがわかります。
コロナ禍によって暮らし方や街へ求めるものが大きく変わってきている今、都内へのアクセス性の良さはもちろんですが、身近に住環境が整っている街が見直されつつあるのかも知れません。特に、穴場的な街が評価されてきている千葉県。これから更に注目が高まりそうですね。