流山市特集 水運の拠点として栄え、再開発によりさらなる発展を遂げた街

流山おおたかの森S・C
利便性の高い大型ショッピングタウン
「流山おおたかの森S・C」
千葉県北西部にある流山市は、千葉県松戸市・柏市・野田市と、埼玉県三郷市・吉川市に隣接しており、現在約17万人の人口を誇っています。「流山おおたかの森」駅前に広がる「流山おおたかの森S・C」は、「タカシマヤ フードメゾン」や「食品館イトーヨーカドー」をはじめ、「ロフト」や「紀伊國屋書店」などさまざまなジャンルの専門店が集まる市内最大のショッピングセンターです。市内だけでなく近隣エリアからも買い物をする人々が集まってくる人気スポットで、「ハナミズキテラス」や、スポーツ用品の「ヴィクトリア」や家電量販店「ノジマ」などが入る「ANNEX」もあるなど、多彩な店舗が揃っています。

「流山おおたかの森」駅

ハナミズキテラス
水運とみりん醸造で栄えた歴史豊かな街
流山市はかつては江戸川や利根運河を利用した水運の拠点として栄えており、みりんの製造業も発展してきました。流山市のみりんは色が白いことから「白みりん」として知られ、2014(平成26)年で誕生200周年を迎えた伝統の一品。高度経済成長期以降は、武蔵野線やつくばエクスプレスの開通により交通の利便性が向上し、ベッドタウンとして成長を遂げてきました。
主要アクセス

つくばエクスプレス
「秋葉原」駅直結のつくばエクスプレスが市内3駅に停車
つくばエクスプレスが2005(平成17)年に開通し、流山市内には「流山おおたかの森」駅、「流山セントラルパーク」駅、「南流山」駅3駅が開業。「北千住」駅や「秋葉原」駅まで乗り換えなしで移動できるようになりました。特に「流山おおたかの森」駅は各駅停車のほか快速、区間快速とすべての電車が停車する主要駅。快速なら「秋葉原」駅まで25分、「東京」駅へ28分で移動できるほか、「秋葉原」駅で総武線に乗り換えると「新宿」駅へ43分、東武野田線を利用すると「柏」駅へ5分で移動することができます。

流鉄流山線
地域の足として活躍する流鉄流山線と流山グリーンバス
流山市の南部にある「南流山」駅から利用できる武蔵野線は、常磐線や東武伊勢崎線などほかの路線との接続路線が多く、東京都心や郊外など広いエリアにスムーズに移動することができます。「流山」駅からは常磐線「馬橋」駅(「流山」駅から11分)に向かう流鉄流山線も利用可能。流山市内を循環するコミュニティバス「流山ぐりーんバス」も5ルートあり、市内の移動に便利です。

「流山」IC
常磐自動車道「流山」ICのほか、東京外環自動車道「外環三郷西」ICに近接
市内の南東部を、日本を代表する主要国道のひとつ国道6号が通過しているほか、市の北端近くには国道16号も通っているため、周辺エリアへのドライブもスムーズです。市内には高速道路は市内に常磐自動車道「流山」ICがあるほか、市の南部からは流山橋で江戸川を渡れば、三郷市内の東京外環自動車道「外環三郷西」ICも近く利用しやすい環境です。市の南北を結ぶ道路としては千葉県道5号流山街道もあり、様々なアクセスを実現できます。
暮らしの情報

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子育て支援に力を入れていることで有名
「母になるなら、流山市。」「父になるなら、流山市。」というキャンペーンを行うなど、流山市は子育て支援に力を入れている自治体です。「流山おおたかの森」駅前や「南流山」駅前の「送迎保育ステーション」といった施設もあり、こちらの施設に子どもを預けると保育園への送迎を行ってくれる、送迎保育システムは千葉県初の取り組みで注目を集めました。市内では、壊れたおもちゃを直してくれる「流山おもちゃ病院」といった、ユニークな活動も行われています。

市野谷の森
農業を学べるユニークな学校も
流山市内には、農業や造園、フラワーデザインなどを学ぶ農業科がある「千葉県立流山高等学校」が存在しています。「流山おおたかの森」駅の名の由来にもなったオオタカが棲む「市野谷の森」は「県立市野谷の森公園」等として整備されています。周辺には「流山市総合運動公園」などもあり、ファミリーで自然やスポーツに親しむことが可能。近年は人口増加に伴い保育園の整備も進められています。

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診療科に悩む必要がない流山中央病院
東武野田線「初石」駅近くにある「流山中央病院」は、内科や外科、整形外科などを扱い、156床の入院設備を持つ流山市の基幹病院。どの診療科を受診してよいか解らない時に、診察によって適切な専門科への橋渡しをする総合外来があることでも評判です。柏市内になりますが、最新のがん治療を行っていることで全国的に知られる「国立がん研究センター東病院」も利用しやすい立地です。