今住んでいる街は何位なのか、みんなが住んでみたいと思うのはどの街なのか。気になる「住みたい街ランキング2021関東版」が発表されています。堂々のトップは4年連続となる「横浜」でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、暮らしに対する考え方の変化もうかがえるような結果が出ています。
今回は、そんな「住みたい街ランキング2021関東版」の中でも、埼玉エリアの街がどのように評価されているのか、チェックしてみましょう!
埼玉県内で、20位以内にランクインした街(駅)は以下の通りとなっています。
投票者の属性を見てみると、「大宮」は埼玉県民のシェアが7割超。「浦和」は8割超となっており、地県民からの注目が集まっているようです。これは、コロナ禍でお出かけもしづらい中、地元の魅力が改めて見直された結果とも言えるでしょう。
そしてその他にも、2018年以降の最高順位を更新した街が、埼玉エリアには多く存在しています。
※()内は、2020年順位です。
埼玉エリアのランキングで注目すべきは、ファミリー世帯からの評価が高い点もあるでしょう。例えば、夫婦のみ世帯ランキングでは、2位「浦和」3位「大宮」と上位にランクインしており、夫婦+子ども世帯からの評価では、4位「大宮」、5位「浦和」、7位「さいたま新都心」と、トップ10に3駅がランクインしています。
浦和区の物件を探す1位は「北千住」で4年連続でトップを獲得しました。そして、2位には「和光市」がランクイン。昨年の5位からランクアップした形となります。「川口」、「大宮」が3位4位と順位をキープし、「所沢」がトップ10入りを果たしました。「穴場だと思う街(駅)ランキング」でも埼玉エリアの駅が上位にランクインしています。
川口市の物件を探す「住みたい街ランキング」の調査と合わせて、「コロナ禍を受けて『理想的な街』に求めることの意識変化」についても調査が行われていました。「意識をするようになった」という項目は以下のような順位となっています。
医療施設の充実度合いは、コロナの影響が如実に表れているようです。そして、“一回の外出”や“歩ける範囲内”の生活利便性など、住んでいる街自体の快適性が求められていると言えるでしょう。
いかがだったでしょうか。コロナ禍によって、暮らしや街へ求める事も大きく変わってきている今、都内へのアクセス性の高さはもちろん、大きく移動せずとも身近に整った住環境があるという事で、埼玉県の魅力が今一度見直されているのかも知れませんね。