地震対策も、
安心な暮らしも、
すべては地盤
支えています。

地震対策も、
安心な暮らしも、

すべては地盤
支えています。

“地震対策のカギ” は
家の構造+地盤の強さ。
“建てる前”に知っておきたい
地盤の大切さとは?

大きな地震が増えている近年、家づくりの中で最も高い関心を集めているのは「耐震性」。多くの住宅会社が家の構造や耐震性能の強化に力を入れていますが、それだけでは十分な地震対策とは言えません。重要なのは地震に強い家をつくり、さらにそれを支える地盤の強さを高めること。
近年発生した地震による地盤事故や家の破損事故の中には、適切な地盤補強や改良によって未然に防げた事故も数多くあったと考えられています。

株式会社リクルート住まいカンパニー2019年 注文住宅
動向・トレンド調査

「地盤を知ること」が
重要になる4つの理由

あなたの安全・生活・
財産・健康を守るために、
“建てる前に” 土地の地盤の状態を
知っておくことが必要です。

1

家を建てるだけで地面に
70トン もの荷重が
かかり続けるから

例えば 100㎡の木造住宅を建てると、その下の地面にかかる荷重はなんと約 70トン。つまり、地盤はそれだけの重さを長年にわたって支え続けることになるのです。

(軽量鉄骨住宅の場合は木造の約 2.5 倍、重量鉄骨の場合は約 5 倍の荷重になります)

2

戸建住宅の
不具合の約4割
地盤の問題によるもの

床が傾く、窓や扉が締まりにくくなる、基礎や外壁に亀裂が入るなど、戸建住宅の不具合に関する相談の内、約4割が地盤と関わりがあると見られています。

グラフの出典:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター住宅相談統計年報
2019(2018年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析)

※グラフの特定の項目の色と不同沈下との関連については、ポラス独自の解釈によるものです

3

大きな損害を生み、
資産価値も下げてしまう
不同沈下 を防ぐために

不同沈下とは基礎や建物が傾いて沈下することを指し、その損害額は大きく、
修繕費用は1000 万円を越えることも。
不同沈下の起きた住宅は資産価値が大きく低下する場合も少なくありません。

4

家の傾きが
めまいや肩凝りなどの
健康被害 を引き起こす
ケースも

地盤のトラブルによって傾きが生じた家に住んでいると、人によってはめまいや肩凝り、吐き気などの症状を訴えることも。さらに自律神経失調症などを引き起こすケースもあります。

地盤対策のココが知りたい!

地盤調査はどの会社が行っても同じ結果になりますか?

同じ結果にはなりません。


木造住宅で最も一般的な地盤調査方法として「スクリューウエイト貫入試験」があります。しかしこの方法で得られる情報は少なく、「土が締まっているか締まっていないか」だけ。
そこでポラスは、より正確な地盤の状態を知るため、土の種類や地下水の有無・地下水位の位置などの調査を行っています。しかし、そこまで調査する会社は限られるため、会社により地盤改良に関する調査結果が異なることがあります。

隣の区画の地盤は良好らしいのですが、それでも調査や改良は必要ですか?

地盤調査は必要です。


隣接していても土地の成り立ちが異なるケースや、同じ宅地の中でも、地盤の強いところ、弱いところがあるため、実際に家を建てる敷地での調査が必須です。
また、建てようとする家の間取りや規模によっても、地面にかかる荷重が変わるので、その荷重に耐えられる地盤が必要になります。

地盤調査の結果、改良工事が必要になる割合はどれくらいですか?

ポラスではおよそ 59%です。


ポラスでは2006年から独自の土質試験を開始したことでより正確な地盤の状態が把握できるようになり、現在の割合は59%です。土質試験がなぜ必要かというと、一般的な「スクリュ ーウエイト貫入試験」だけでは地盤の状態を正確に把握するのが難しいからです。
腐植土は軟弱な土質でリスクが高く、対応できる工法が限られています。そこでポラスでは土質確認で精度の高い地盤判定を行い、実際の土質を加味した地盤改良を行うことで、長期に渡って安心できる施工を行っています。

改良工事にお金をかければ、強くて安心な地盤にできますか?

コストをかけるほど安心とは言えません。


地盤改良の施工方法には一般的に3つの工法があります。
施工方法とコストはさまざまですが、強度の面で松竹梅のような格付けはありません。つまり、「調査結果に合った工法を選ぶこと」が重要になってきます。

グループの強みを活かした体制

ポラスは住宅の建築・販売を行うハウスメーカーとして、「一貫施工」体制の理念のもとに、「家づくりだけでなく、地盤調査と改良に対しても企業として責任を持つべきである」と考え、お客様に正しい知識と技術を提供できる人材を育成してきました。
こうした取り組みを支えるのが、地盤に関する試験と研究開発を続ける(株)ポラス暮し科学研究所、地盤の調査と工法の選定を担う住宅品質保証(株)地盤技術部、地盤改良工事を手がけるジバテック(株)の3社体制。
各社それぞれに高い専門性を持たせ、相互に厳しいチェックを徹底し、確かな技術力で、高い品質の地盤調査・改良をご提供しています。

この地域の地盤を研究してきた
ポラスだからこそ提供できる、
揺るぎない安心と安全があります。

法実例をご紹介!

実際に調査してみて、
どんな工法を提案したの…!?

A様

他社に地盤調査を依頼したら「腐植土」といわれる特殊な軟弱地盤があることがわかり、「鋼管杭を14mまで施工する必要がある」と言われました。でも、ポラスでオリジナルに開発をした「SF-Raft工法」で検討してみたら、7mまで施工すれば安全な家を建てられることが確認できたのです。その結果、当初想定していた地盤改良工事にかかるコストを30%下げることができました。

B様

以前に他メーカーで地盤調査を実施したとき、「柱状改良による地盤改良が必要」という判定が出ました。ところが、ポラスオリジナルの「土質採取」を行い、土質試験で地盤本来の強度を確認してもらったら、「柱状改良による地盤改良は不要」という結果に。おかげで計画していた予算を他の部分に充てることができたのです。

改良工事までの流れ

ポラスで地盤調査から改良工事まで行った場合の流れを説明いたします。

step1

事前調査

事前に地形図やポラスで蓄積している地盤データを駆使し、
調査地の概要を把握します。

8.1 万件以上に及ぶ地盤調査実績

地域密着にこだわるポラスには、施工販売エリア内だけで81,000件以上に及ぶ地盤調査実績があります(2020年12月現在)。また、この実績に加え、本当に安全で安心できる地盤を提供するために各種調査や試験を重ねることで、地盤特性の把握に確かな自信を築いてきました。

step2

地盤調査
ポラスは全邸地盤調査を実施

「スクリューウエイト貫入試験」に加えて、ポラス独自の土質採取※を実施。より正確に地盤の状態を把握します。

※土質採取は必要な現場で行います

自社の専門スタッフが一邸ずつ
詳しく調査します

「一貫施工」体制を掲げるポラスの地盤調査は、自社の専門部署である「住宅品質保証(株)地盤技術部」のスタッフが担当します。土質の種類と構成を一邸ずつ詳細に調査。その結果に事前調査や過去のデータも加え、総合的に評価して地盤の判定を行い、「地盤調査報告書」を発行しています。

step3

報告書の作成と
改良工法の選定

地盤調査の結果をもとに「住宅品質保証(株)」が建物の構造から荷重・基礎までを計算して杭の設計を行い、最適な改良工法を選定。地盤改良専門会社「ジバテック(株)」※ が、杭の太さや長さを含めた計算書を作成。さらにそれを「住宅品質保証(株)」が厳しくチェックし、問題の有無を確認します。

※改良工事は協力会社でも行います

地盤改良工事専門会社
「ジバテック(株)」の分社化

長年手がけてきた地盤調査と地盤改良工事のうち、改良工事事業を分社化し、 2014 年10月に「ジバテック(株)」を設立。分社化によって、「調査会社と改良施工会社が同じ場合、工法の選択時にコストや施工期間を優先させてしまう」といった「企業の都合」が生じる可能性を完全に排除しています。

step4

地盤の状況・最適な工法を
お客様に説明

地盤報告書を元に、調査地の状況・調査結果に基づく最適な改良工法をコストやリスクも含めて、お客様にご理解いただけるよう、わかりやすく説明いたします。

step5

地盤改良工事

お客様にご納得いただいた上で施工します。施工後は、現場や記録書を確認して、計画通りにしっかり施工されているか、「住宅品質保証(株)」にてチェックします。

ポラスオリジナル地盤改良
「SF-Raft工法」とは?

  • 自社エリアの地盤を誰よりも把握しているポラスが独自に開発した工法
  • 土の種類に左右されず、杭と地盤の両面で建物を支えるので安全
  • 高強度のオリジナル杭を施工しながら地盤を締め固めるので、地盤が強固に
  • 他工法に比べて最大60%程度、改良コスト削減を実現(地盤条件による)