野田市特集 醤油醸造で栄え、自然豊かな住みよい街へ
醤油の街として発展
千葉県最北端に位置する野田市は、柏市、流山市のほか茨城県坂東市、常総市、守谷市、猿島郡五霞町、猿島郡境町、埼玉県幸手市、吉川市、春日部市、北葛飾郡杉戸町、北葛飾郡松伏町と多くの市町に隣接しています。市の北部では利根川と江戸川が分流し、南部には利根運河が流れています。古くから醤油醸造で栄え、キッコーマンの創業地としても知られており、醤油の歴史や製造工程を学べる「もの知りしょうゆ館」などがあります。
ショッピング施設や大規模公園、レジャー施設が揃う
市内には「ウニクス野田」や「イオンノア店」など大型ショッピングセンターが充実し、買い物環境にも恵まれています。とくに「イオンノア店」には観覧車や、おとぎ列車など小さな子どもでも楽しめるアトラクションが豊富な「もりのゆうえんち」が隣接しており、買い物ついでにレジャーも楽しめます。「清水公園」や隣接する「野田市総合公園」など、緑豊かな公園にも恵まれ、暮らしの利便性と自然環境が両立した暮らしやすい街です。
主要アクセス
1回の乗り換えで東京都心へアクセス可能
野田市内には東武アーバンパークライン(野田線)の「川間」駅、「七光台」駅、「清水公園」駅 、「愛宕」駅 、「野田市」駅、「梅郷」駅があります。東武アーバンパークライン(野田線)は「流山おおたかの森」駅でつくばエクスプレスと、「柏」駅ではJR常磐線と接続し、「秋葉原」駅や「上野」駅など東京都心方面へのアクセスもスムーズです。JR常磐線の各駅停車は東京メトロ千代田線に直通しているほか、2015(平成27)年から快速の一部は上野東京ライン経由で「東京」駅から「品川」駅まで直通するようになり、さらに便利になりました。
ショッピングタウンが30分圏内
東武アーバンパークライン(野田線)沿線には「流山おおたかの森」駅や「柏」駅などショッピングタウンが多く、買い物にも便利です。野田市の中心となる「野田市」駅から「流山おおたかの森」駅には13分、「柏」駅には19分と近く、気軽に買い物を楽しむことができます。また、2016(平成28)年から東武アーバンパークライン(野田線)の「大宮」駅方面に向かう電車の一部が急行になり、さいたま市方面への移動も便利になりました。
幹線道路が多く、高速道路も身近
野田市内には国道16号が通過するほか、流山市方面には県道5号線流山街道、茨城県坂東市方面には下総利根大橋有料道路など幹線道路が延び、自動車の利用も便利です。国道16号沿いには常磐自動車道の「柏」ICが、流山街道沿いには「流山」ICがあり、高速道路にもスムーズにアクセスできます。
暮らしの情報
きめ細やかな子育て支援が好評
野田市は「子育て支援総合推進モデル市町村」に指定されるなど、子育て支援に力を入れていることでも注目されています。子ども医療費助成制度は中学3年生までに拡大されています。一時的な保育に対応する訪問型一時保育や自宅で保育をしてくれるファミリー・サポート・センターなど、きめ細かい子育て支援が提供されています。
伝統校や中高一貫教育を提供する私立校まで多様な教育施設が揃う
野田市には市立小学校が20校、市立中学校が11校あります。なかでも「野田市立中央小学校」の校舎は「茂木小学校三年館・七年館」として使われていたもので、国の近代化遺産に指定されている貴重なものです。また、野田市内には中高一貫教育を行う「西武台千葉中学校・高等学校」や、薬学部と理工学部が設置された「東京理科大学 野田キャンパス」があります。
野田市の医療の拠点となる「キッコーマン総合病院」
野田市内には、かかりつけ病院として便利なクリニックのほか、「小張総合病院」や「野田病院」など入院に対応する病院も多く、医療機関にも恵まれています。なかでも「キッコーマン総合病院」は内科や外科、小児科など数多くの診療科を持つ大規模病院です。キッコーマンにより設立された病院ですが、だれでも利用でき、野田市の中核医療機関としての機能を果たしています。
地域の方が語る、まちの魅力 ~野田市~
食文化を支える醤油の街として発展し、豊かな自然と歴史文化が子どもたちを見守る街
野田市観光協会 会長 黒川 茂さん
野田市の魅力はやはり緑の多さ、自然の豊かさでしょうか。私は日課で江戸川沿いのサイクリングコースを歩いているんですが、川や周りの景色が日々変化するので毎日楽しいですよ。少し歩くと分かりますが、もともと森だったところを切り開いて街をつくっているので、随所に森というか林というか、木々が立ち…