「理想の家」に関する、1030人のアンケート結果を発表! SUUMO(スーモ)が、戸建住宅の検討者と購入者1030人を対象に
実施したアンケート全27問の中から、誰もが気になる8問をピックアップ。
それぞれから「理想の戸建住宅」に求められる要素を考えます。
あなたご自身が戸建分譲住宅に魅力を感じる理由は? 分譲住宅ならではの、プロによる全体計画や設計配慮・まとまった街並といった注文住宅では手に入らない部分に魅力を感じている方が多い。
住み替えるとしたら、広さで
妥協したくないもの・妥協できるものは? 個室の数の多さより、LDを中心とした各居室の広さが重要視されています。
あなたが必要とする収納はどこにどれくらいほしいですか? 特に購入者は、靴やアウトドア用品の置き場所を多く求めています。
現在同居している方
それぞれにクローゼットはいくつ欲しいですか? ほとんどの人が、一般的なクローゼットの倍の容量を求めているのがわかります。
あなたがリビングに求める暮らし方・過ごし方は何ですか? 家族にとってリラックスできる団らんの場であることが求められています。
LDKに隣接するスペースとして、
どんなものが欲しいと思いますか? 広さを求める一方で、ある程度の仕切りも求められています。
あなたが普段使用しているキッチンの不満は? 住まいの形態に関係なく、すでに主婦共通の小さな不満となっているようです。
あなたのご家庭では、ゴミ回収日の前までに家庭ゴミはどこに置いていますか? ゴミの種類に関わらず、捨てるまでキッチンにというのが定番になっています。
アンケート結果に見る、注目ポイントは、ここ!!
リビングに求めるものの上位は、やはり広さ。

リビングの広さは、常に妥協できない上位項目。リビングやダイニング、キッチンの物理的な広さだけでなく、隣接する空間も合わせて検討すると、さらに満足度がアップします。天井の高さや拡がりから生まれる視覚的な空間の錯覚も含み、畳数に現れない“空間”によって常識が覆る可能性もあります。

必要?それとも必要ない?意外とあった和の需要。

リビングに隣接する居室には、和室やモダン和室と呼ばれる“和”を演出する空間の需要がまだまだ残っています。日本人ならではの「畳の空間が欲しい」という要望に応えた結果ですが、ここを個室ではなく、畳コーナーなどの“和のテイスト”が感じられる空間へ転換することで、広々リビングとの両立も可能です。

実は、家族みんなで使うものの仕舞い場所が重要。

パントリーなど+αで用意される収納スペースだけでなく、既存の収納として用意される靴箱等にも+αを求める人が増えています。他にも、リビング周辺の収納がもっと必要と考えている人も多いようです。大きな収納を設置するよりも、「パントリー+土間」や「パントリー+リビング収納」といった、細かな収納を要所に設置するのがおすすめです。

キッチンを考えるとき、ゴミ箱の位置や保管場所を忘れがち。

「理想の住まいとは?」と考える時、すっかり“当たり前”になってしまった小さな不満。それは、毎日立っているキッチンで、いつも気になっているゴミ箱の位置と、溜まったゴミの保管場所。どちらも最初に、位置や保管場所を考えるのを忘れがちですが、その解決先は意外と簡単なことでした。